生成AIは、メンタル相談をどう支えることができるのか。そして、人間のカウンセラーの役割は、AI時代にどう変わっていくのか。
本書は、心療内科医・山本晴義が26年間・約20万件のメール相談を通じて培ってきた知見を、生成AIにどう受け継がせ、相談支援に活かしていくかを描いた実践の記録です。
山本流AIは、AIが相談者に直接回答する仕組みではありません。相談文の要点や背景を整理し、複数の回答案や判断材料を示し、それをカウンセラーが吟味して、最終的な返信に人間らしい判断と温かさを加えていくためのメンタルヘルス支援ツールです。
本書では、山本流AI誕生の経緯、カウンセラーによる評価、ブラインドテストの結果、さらに第2フェーズとして生まれた「返信レシピ」の考え方までを紹介します。AIを使いこなしながら、人が人を支える相談支援の未来を考える一冊です。
<本書のポイント>
・Dr.山本が26年間・約20万件のメール相談で培った知見を、AIに受け継がせるチャレンジの記録。
・「AIが相談者に直接答える」のではなく、人が最終判断する協働型の相談支援モデルを提示。
・AIの「それらしい返信」と「相談者を支える返信」の違いを、具体例を通じて考える。
<こんな方におすすめ>
・カウンセリング、心理職、人事労務の現場で実務に携わる方
・「AIに任せる」のではなく「AIを使いこなす」視点を学びたい方
・「返信レシピ」という新しい支援手法に関心のある方
・若手カウンセラーの教育・研修に使える教材/参考図書を探している方