遭難者の遺体捜索が思わぬ事件を呼び込む!
元登山家の功刀(くぬぎ)丈治は、今では八ヶ岳の山岳ガイドで暮らしている。
ガイドのかたわらに、遭難遺体捜索を請け負い、遺族に寄り添ってもいる。
今日は、東京の宝飾店の主人・稲垣須美から、冬の八ヶ岳で遭難、行方不明のままとなっている、一人息子の啓人の捜索依頼があった。
功刀はアルコール依存症と闘いながらも捜索を開始。
啓人が所属していた大学山岳部の部員への聞き込みで東京へ向かうも、因縁ある暴力団の邪魔が入る。
かつて勤めていた会社が倒産した際、暴力団から借りたブラックマネーの横領を疑われているのだ。
暴力団をかわしつつ、啓人の遺体を捜す功刀は、意外な事実に突き当たる……。
山と街を行き来しながら手掛かりを捜し、遭難事件の謎を解く、山岳ミステリー。
【編集担当からのおすすめ情報】
複数の版元を横断して刊行されているシリーズ「南アルプス山岳救助隊K-9」のファンはもちろん、登山やキャンプなどのアウトドアライフを趣味とする人にもおすすめです!