海から見えるもの
【Ⅰ 詩】
断崖/葦の地方/明日/山/渺かに遠く/葦の地方(五)/
不当に「物」が否定されたとき/ぼうせきの煙突/犬/大怪魚/
一本のろうそく/ハマスゲのたぶさ/木々が芽吹くとき/
雲も水も/山頂から/旅と滞在/雀/拒絶の木/明治のすき焼/
新しい仕事/最期の木8・10/カヌーの速度で/前夜 亡き妻に/
さらば始祖鳥
【Ⅱ 批評】
「詩論」から/短歌的抒情に抗して/奴隷の韻律/民衆侮蔑ということ/「奴隷の韻律」補遺/詩の音楽性/反逆の抒情――『中野重治詩集』/現代詩と伝統
【Ⅲ 回想】
夢魔を追って/空飛ぶ蒸気機関車/大阪文学学校二十年/
葦原の痕跡 花田清輝のこと
【巻末附録】
私の出会った人々〔抄〕(金時鐘)/
時空を貫く批評の視線(富岡多惠子)
【解 説】
アナキズムを起点にした生涯(細見和之)