世界に広がる信託の多様性にせまる!
中世イングランドに起源をもつ信託が、東回りと西回りに伝播し、地球の反対側にある日本で合流し、潮目をなす。
この構図をベースに、各国信託法の相互関係、実務の多様性を明示。
本書では、国や地域ごとの叙述で見過ごされがちな、国境を越えた連関、人・物・アイディアの移動や影響、関連性や連続性といったものに目をこらします。
各国の信託に関する法制・判例・実務にも言及はするものの、これらを網羅することよりも、信託法理の変容をもたらす社会・経済・政治を含む諸要因を探りつつ、今後の日本と世界の信託法の行方をダイナミックに描き出した知的冒険の書。
条文解釈を超えた「信託」の魅力を伝えるリーガル教養書の誕生。