はじめに~お産でがんばったママはもっと大切にされるべき
こんにちは。東京都中野区にあるしらさぎふれあい助産院の木村恵子です。3人の娘を出産した経験から、お産や育児に関わる仕事がしたいと41歳で看護大学に入学し、45歳で看護師・保健師・助産師の免許を取得しました。2015年に助産院を開業、2018年からは産後ケアを始め、今では年間約3000件の産後ケアとお産を行なっています。
多くのママと赤ちゃんに接していると、ママがみんなとても疲れていると感じます。そして、こんな悩みや相談をよく受けます。
①初めての育児はうまくいかないことばかりで楽しくない
②みんなちゃんとやっているのに、自分だけができていないと思って落ち込む
③貧血、頭痛、肩こり、腰痛、便秘、冷え性などの不調で体がつらい
④夫の生活は変わらないのに、私ばかりが授乳・子育てするのは不公平
これは、出産の仕方が変わってきたこと、コロナ禍で人との触れ合いが減ったことなど、さまざまな要因で起きていることと考えられます。ママ一人のせいではないのに、ママ達は自分のせいだと考えるから、余計に育児がつらくなってしまいます。
お産でがんばったママはもっと大切にされるべきです。当院の産後ケアではママのお話をたくさん聞いて、育児の相談も受け、おいしい食事を提供し、赤ちゃんとママのマッサージ、お灸、アロマテラピー、よもぎ蒸しなど、リラックスしつつ体を温める施術を行ないます。心と体のメンテナンスを十分にすることで、明日からの育児に前向きに取り組めるエネルギーを補充してもらいたいと思っています。
そして、産後ケアでママ達におすすめし、最も力を入れているのが、母乳育児です。
じつは、ママ達のつらさを軽減し、少しでも育児が楽になる方法として母乳育児はとても優れたアイテムなのですが、今は周りからすすめられることが少ないため、気づいていない人がとても多いのです。
私も出産・育児の時期に、故・山西みな子先生にケアをしてもらい、とても楽になりました。私が多くのことを学んだ山西みな子先生の母乳育児を、現代のママにもぜひお伝えしたいと思います。