死は誰にでも訪れる。
では、私たちは死とどのように向き合うのか?
遺体はどのように扱うのか?
愛する人の死をどのように悲しみ、偲ぶのか?
現代版「メメント・モリ」ともいえる本書では、世界各地の死の儀式を、色鮮やかなイラストとともに詳しく紹介する。古代エジプトのミイラ、ヴィクトリア朝時代のイギリスにおける死後写真、ガーナの幻想的な棺、そしてアメリカで急成長している収益性の高い遺体防腐処理産業に至るまで、人類が時代を超えてどのように死者を埋葬し、保存し、悼み、敬い、記憶に残してきたのか。また、誰もが経験する喪失と悲しみへの深い共感とともに、各文化が数千年にわたって発展させた独自の葬儀慣習にも触れる。
怖いものに漠然と好奇心を抱いている人も、死に関する慣習を深く理解している人も、儀式や伝統の多様な側面を知ることで、あなた自身の死との向き合い方が育まれるだろう。
つまるところ、死の儀式は死者のためではなく、生きている者のために行われるのだ。
ティーンから大人までおすすめしたい、死ときちんと向き合うための一冊。