いつまでも元気で健康に過ごしたい——それは誰にとっても変わらない願い。けれど、「今は元気だから大丈夫」と思っていても、70代後半から80代にかけて、誰もが少しずつ弱っていく。外出が減り、家の中で過ごす時間が増え、できないことがゆっくりと増えていく。その時、最初に困るのが「食事づくり」。
「買い物が重くておっくうになる」「包丁を持つのが怖くなる」「つくるのがしんどい」
そんな“ヨタヘロ期”に慌てないために、元気なうちから簡単で、おいしくて、栄養がとれる料理を練習しておくこと が大きな助けになる。
体をつくるのは日々食べているもの。栄養士が提案する、まずは 栄養をしっかりとるための食事のポイントを押さえ、本書のレシピを使った3日分の献立例を参考に、食生活を振り返るきっかけに。
レシピは以下の6つのカテゴリー、全54品で構成。1.がんばらないメイン料理、2.お助け食材活用料理、3.あると便利なつくりおき、4.これだけで満足料理、5.手軽にたんぱく質アップ、6.おやつで美味しくカロリーアップ
どれも「弱ってもつくれる」「失敗しにくい」「栄養がとれる」ことを大切にしたレシピ。
後半はヨタヘロ期を乗り切るために、加齢に伴うからだの変化、味覚や食欲の低下、嚥下のこと、栄養の考え方、さらに配食サービスや介護保険制度など、「知っているだけで、未来の不安がひとつ減る」暮らしを支える制度や工夫を紹介。