「もしも、大切な家族が病気になったら……」
「どんなふうに過ごしたい?」
「家族はどう考える?」
そんな問いを、子どもにもわかりやすく伝える絵本です。
本書は、「いのち」「ペット」「家族」「お別れ」をテーマに、ペットとの別れを通してACP(アドバンス・ケア・プランニング/人生会議)の考え方にふれる一冊です。
主人公ルルは、家族と暮らす犬。年をとって病気になったルルの体に少しずつ変化が現れ、家族はこれからの過ごし方について話し合います。 その様子を通して、「ペット自身はどうしたいのか」「家族は何を願うのか」「みんなで話し合うことの大切さ」を、子どもにも自然に感じられるように描いています。
ACPは医療や介護の場だけのものではありません。大切な存在とどのように生き、どのように過ごしたいのかを、元気なうちから家族で話し合うための考え方です。本書では、正解を示すのではなく、「あなたならどう思う?」「家族ならどう考える?」と、読者自身が考え、対話するきっかけを大切にしています。
ペットを飼っているご家庭はもちろん、これから命について学び始める子どもたちにもおすすめです。親子で読み聞かせをしながら、いのちの大切さや家族との話し合いについて考える時間をつくることができます。
学校での「いのちの教育」、ペットロスへの理解、道徳教育、家族での対話のきっかけとしても活用いただける一冊です。