都市の緑量を測る指標として緑地面積や緑被率が使われている。また木については本数で表現されることが多い。特に木については、その特性から社会的・生態的便益性を発揮させることで都市環境は大きく変わる。そのためには木の広がり、つまり樹冠の大きさが重要になる。本誌では、都市の樹木を総合的、計画的にマネジメントする『アーバンフォレストリー』と都市がどれだけ木に覆われているかを示す『樹冠被覆率』について、その分野の専門家に解説していただいた。夏の猛暑が普通になってしまった現代において、木の便益を活用することは急務である。都市の未来は木とともにあることをお伝えしたい。