2026-10-14

人生を100倍楽しむための新書

芸術を味わうということ

「芸術の秋」と呼ばれる季節でございますが、みなさんはどのような芸術を嗜んでいますか?絵画・演劇・音楽・写真など……ひとくちに芸術と言っても種類はたくさんあります。芸術の味わい方を新書を通して理解しながら、充実した秋を過ごしましょう。

学芸員直伝!美術館の歩き方

忙しい人のための美術館の歩き方
忙しい人のための美術館の歩き方

忙しい人のための美術館の歩き方

文
    ちいさな美術館の学芸員

 / 

筑摩書房

¥1,012
人生のリズムを整える。一生モノの「気づき」がある!

好評既刊『学芸員しか知らない 美術館が楽しくなる話』
『学芸員が教える 日本美術が楽しくなる話』(いずれも産業編集センター刊)
著者の現役学芸員=人気noteライターによる
ユーモア溢れる美術館ガイド

「美術館に行く意味って何ですか?」に全力で回答! 
タイパ志向のご時世こそ人生に至福の余白を。
センスを充電できるコツ、美術館での過ごし方の秘訣を教えます。

美術館に行きたいけど行けていないあなたへ。
忙しいあなたにこそ、至福の余白時間を美術館で過ごすことが人生に必要なのです。美術館を出た後、世界が違って見えるはずです。
時間がなくても、知識がなくても、大丈夫。
とある現役学芸員が、美術館での過ごし方のキモとコツを、最新の美術館事情とともにガイドします。
「語れる」ための鑑賞の心得も、レクチャーしますよ。
さあ、スマホから顔を上げて、出かけましょう。
商品詳細

おすすめポイント

現役学芸員のちいさな美術館の学芸員さんによる、美術館のまわり方の案内書のようなものです。なぜ美術館に行きたくても行けない人がいるのか?美術館は何のために存在するのか?どうやって美術館の情報が伝播していくのか?この新書を読むと美術館に行きたくなる!著者流美術館のまわり方も。

アートってよくわからない!という方に

アートがわかる!
アートがわかる!

アートがわかる!

文
    西岡 文彦

 / 

岩波書店

¥1,034
楽しく自由であるはずなのにアートはなぜむずかしく感じられるのでしょうか? 本書は「アートがむずかしい」「アートがわからない」と感じる読者のためのアート入門です。「美術館鑑賞の極意10」など、アートを通して自分と対話し、自身の内に眠るアーティストとしての可能性に出会える一冊です。
商品詳細

おすすめポイント

そもそもアートって何?わからない!というあなたへ。自由に楽しんでいいものが、なぜか難しく感じて、どうしてもハードルの高さを感じてしまう。そんな方に向けたアート入門書です。

日本美術を理解したい!

達人はここを見る いちばんわかる日本美術鑑賞
達人はここを見る いちばんわかる日本美術鑑賞

達人はここを見る いちばんわかる日本美術鑑賞

文
    青い日記帳

 / 

筑摩書房

¥1,100
なるほど!
この絵がなぜ名作なのか、
ずばり納得の入門書

名画の前に立ってもイマイチ響かないあなたに! 
美術の味わい方なら達人に聞こう!
長谷川等伯、狩野永徳、伊藤若冲、葛飾北斎……日本美術の超有名作品を取り上げ、美術界の第一人者たちが深く、わかりやすく教えてくれます。
「何を見るのか」「なぜそれが大切なのか」を、納得できる豊かな美術鑑賞を開く夢の入門書。

人気アートブロガーが達人たちと深掘りする
いちばんわかる日本美術入門書

作者名や時代、技法、国宝かどうか――そうした情報は作品を理解する手がかりになりますが、それだけで作品の前にいる時間が豊かになるとは限りません。日本美術を「正しく理解する」ための教科書ではなく、どう見れば面白くなるのか、どこに注目すれば作品が語り始めるのか。専門家が長年積み重ねてきた「絵を見分ける目」は、鑑賞者の自由をも増やすものです。(「まえがき」より)
商品詳細

おすすめポイント

あなたは日本美術を知っていますか?北斎や若冲など、日本美術の有名作品の見どころなどを解説した新書です。「見たことある!」という有名作品の見どころが理解できれば、日本美術への関心はより高まるはずです。

西洋美術がよくわかる!

1時間でわかる西洋美術史 カラー版
1時間でわかる西洋美術史 カラー版

1時間でわかる西洋美術史 カラー版

文
    宮下規久朗

 / 

宝島社

¥1,320
1時間でわかる西洋美術史 カラー版
商品詳細

おすすめポイント

古代から現代までの西洋美術を、オールカラーで理解できる新書です。古代エジプト・ギリシャで生まれた古代美術から、バロック・ロココ・そして現代美術までを徹底的に解説しました。

歌舞伎ファン必読!

増補新版 歌舞伎 家と血と藝
増補新版 歌舞伎 家と血と藝

増補新版 歌舞伎 家と血と藝

文
    中川 右介

 / 

講談社

¥1,870
事実は小説より奇なり…。当代の役者たちはどんな歴史を背負っているか?

明治から令和まで、劇界を動かしてきた10大名家の興亡史。
世襲と門閥が織りなす波瀾万丈の人間ドラマを見よ。

旧版刊行から13年、歌舞伎ファン必携の名著が最新の動向まで網羅して完全リニューアル!

本書で取り上げる10大名家
市川團十郎家/尾上菊五郎家/中村歌右衛門家/片岡仁左衛門家/松本幸四郎家/中村吉右衛門家/守田勘彌家/市川猿之助家/中村鴈治郎家/中村勘三郎家

本書は役者たちの「藝」を解説し、批評するものではない。歴史読み物として書かれ、さらに「家の継承」という縦軸の物語だけでなく、劇界での「権力闘争」という横軸の物語も描かれる。……劇界の権力闘争を展開してきた家ごとの歴史を知ることで、歌舞伎座で活躍する役者たちが背負っている歴史が分かるはずだ。そんなことを知らなくても、歌舞伎は楽しめるが、知っていれば、また別の楽しみがある。――はじめにより
商品詳細

おすすめポイント

明治から令和まで続く歌舞伎。その世界を動かしてきた10大名家の興亡史と、世襲と門閥が織りなす波瀾万丈の歴史について書かれた新書です。2025年に映画化され長きに渡り注目を集めた『国宝』により、日本全体で歌舞伎に対する注目がより集まるようになりました。初心者も歌舞伎ファンも必読です。

新書にならって美術館に行ってみた

書いた人

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mashiro

美術館にたまに行く人間。
好きなアーティストはサルバドール・ダリ。

準備

2026年9月20日、私は国立新美術館へ向かった。私自身、芸術の分野には関心がある方だが、『忙しい人のための美術館の歩き方』に書かれている通り、「時間がなくてなかなか行けない」ため半年に一度しか行っていなかった。私が行けない間に、国立新美術館で行われた「モネ展」や、上野の森美術館で行われた正倉院の企画展など非常に興味・関心を掻き立てられる企画展があったが、行き逃してしまった。今となっては非常にもったいないことをしてしまったと後悔している。

というわけで、今回は「ピカソ meets ポール・スミス」へと足を運んだ。私は幼少期からピカソを知っており、おそらく母親とピカソの展示を見に行ったからと推測される。その証拠にピカソの画集が家にある。いつ行ったかは全く覚えていないが、ピカソに縁を感じたので、向かった。

※「ピカソ meets ポール・スミス」は、2026年9月21日をもって終了しました

「ピカソ meets ポール・スミス」とつもも

『忙しい人のための美術館の歩き方』の著者によると、美術館には必ず鉛筆とメモ帳を持っていくらしい。著者によると、ロルバーンのような裏地が硬いノートや、ダイゴーの「すぐログ」「すぐメモ」シリーズが書きやすく鉛筆の収納ができるためおすすめとのこと。今回は「すぐメモ」を持って美術館へ。
ちなみに筆記具が「鉛筆」「ノートやメモ」である必要性には理由があり、多くの美術館では「鉛筆以外の筆記具の使用は禁止」というルールになっているところが多いからだ。ボールペンやシャーペンの場合、美術品を傷つけてしまう可能性があるかららしい。また、デジタルデバイスを使用していると写真撮影不可エリアなどでの使用が難しいため、上記のようなアナログな筆記具の使用が推奨される。

本書によると、
①まずは解説を見ないで作品をざっくり鑑賞し、自分が思ったことをメモする。
②自分の感性を持ったうえで、展示の解説を読む。
③そのうえでまた作品を鑑賞する。
のようにまわることが美術館を歩くコツだそうで。それにならって実際にまわってみた。

ダイゴー「すぐメモ」

やってみた

本書に書かれたコツのとおりに、「ピカソ meets ポール・スミス」をまわった。「牝牛の頭部」という立体作品から、各展覧会で展示されてきたピカソの作品まで、自由な順路の中を何度も行き来して、2時間ほどピカソと向き合った。
改めてメモを読み返してみると、非常に字が汚い……というのは仕方ないとして、ある一つの疑問が生まれた。

母と子ども
オレンジをあしらった顔
しかし母の顔にくちはなし
うーん なんというか
華やかな鬱ってあるよね

ピカソは女性をかくとき
どうしてキラキラして
いないんだろう

ピカソが描く女性は、この企画展で見る限り笑っていないのである。ピカソは子どもの絵も描くが、いずれも表情があり、愛おしさを感じる。しかし、女性の絵には表情がない・口がないのような描かれ方がされている。
その答えを企画展を振り返りながら考えてみたが、モヤモヤとしたまま答えは出なかった。企画展をまわり終わったあと、「きっとピカソのことを、ピカソが生きた時代を、彼の生涯のバックグラウンドの全貌を知らないから、予想すらできなかったのだろう」という答えにたどり着いた。西洋美術史とはほぼ無縁の人生を歩んできた私は、まずそこから学ぶべきなのでは?と思い、西洋美術史の新書を何冊か読んでみようと思うようになった。

まさか、新書からスタートした美術鑑賞が、最終的に新書に戻ってくるとは。想定外の結果に至り、かつ美術鑑賞という一つの経験が新たな知的好奇心を育むという結果となった。メモと本書の歩き方のコツを通して、心が豊かになった。この経験を「時間の無駄」としてなくしてしまうのは、人生に彩りがなくなってしまうと思えるような時間となった。

そして、アウトプットへ

本書ではSNSなどでの発信によるアウトプットを行うことでより美術鑑賞という経験が身になると書かれていたので、その日の午後にmagmabooksで行われていた「新書の学校2026 読書会 with倉田シウマイ」に参加した。magmabooksにて毎月開催されており、1冊の課題図書をテーマに語り合うという会だ。参加した回の課題図書が『忙しい人のための美術館の歩き方』で、6人で「美術館」をテーマに語り合った。
今回の参加者には自ら美術館に行かないという方や、作品のために海外の美術館まで行くという方もいた。私たちはなぜ・なんのために美術館に行くのか?各々の価値観を共有していると、あっという間に90分が経過してしまった。私は今回の経験をもとに、「作品と向き合う時間を通して自分の感情の整理ができた」と語った。

芸術には正解がないものがほとんどで、自ら導き出すものだと考えている。その時間は決して無駄な時間ではなく、心を豊かにしてくれるものであると改めて感じられた。このことはこの記事をもって伝えていきたい。

「新書の学校2026 読書会 with倉田シウマイ」に参加したつもも

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アクリルブロック

ランダム・2種・各750円(税込)

名場面、そして迷場面を切り取った透明ブロックを制作しました。
鮮やかな彩色で、デスクまわりを華やかに彩ります。
曹孟徳の「仕事のできぬ者は斬れ!」、 十常侍の「そこまでして出世したいか?」など、 現代の仕事シーンにも思わず刺さる名(迷)セリフを収録。
ブラインド仕様ですが、どれが出てもハズレなし。 自信をもってお届けする逸品です。

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ジオラマアクスタ

5種・各880円(税込)

桃咲く庭で交わされる、劉備・関羽・張飛の義の誓い。

その背後で静かに涙する母の姿が、深い余韻を残します。 死してなお策を巡らせ、司馬懿を退けた諸葛亮。
「天下の奇材」と嘆かせた、その知略。

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2.にんじんの水分を抜く

2枚セット販売・2種・各1,100円(税込)

曹魏・孫呉・蜀漢・南蛮――
四国それぞれから、君主・軍師・武将を厳選し、名言を刻みました。
表面には絵柄を、裏面にはその言葉を配置。
紙を差し込むことで、言葉を隠せる仕掛けになっています。

自ら筆をとり、言葉を書き加えるのもまた一興。
工夫次第で、繰り返し楽しめる一品です。

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ポストカード

5枚入りセット販売・3種・各990円(税込)

横山三国志の名場面を、葉書としてかたちにしました。

なかでも「孔明、葫蘆谷にて仲達を逸す」は、三国志終盤における孔明の覚悟と無念が凝縮された名場面。
一コマの中に、いくつもの読みと余韻が宿ります。

横山光輝先生の、迅速かつ力強い語りの真髄。 担当者も、ただ立ち尽くすばかりでした。

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大判ハンカチ

2種・各2,420円(税込)

三国志を彩る英雄たちの名場面を集め、日常使いの手巾として仕立てました。

製作は、ハンカチ専門ブランド・H TOKYO。
耐久性に優れ、洗濯を重ねても長くお使いいただけます。

漫画週刊誌を想起させる配色として、藍色と鮮やかなカナリアイエローの2種をご用意。
日々の使い分けに、2枚持ちをおすすめします。

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トートバッグ

1種・3,300円(税込)

諸葛亮の死後なお、司馬懿を退かせた 三国志屈指の名場面「死諸葛、走生仲達」を、帆布袋として再現しました。

仲達の嘆き「げーっ孔明!」 そして側面ポケットには、「待てあわてるな、これは孔明の罠だ」という名台詞を配しています。

大判サイズで収納力も十分。
日常の中で使える、物語性と実用性を備えた逸品です。

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トートバッグ

1種・3,300円(税込)

諸葛亮の死後なお、司馬懿を退かせた 三国志屈指の名場面「死諸葛、走生仲達」を、帆布袋として再現しました。

仲達の嘆き「げーっ孔明!」 そして側面ポケットには、「待てあわてるな、これは孔明の罠だ」という名台詞を配しています。

大判サイズで収納力も十分。
日常の中で使える、物語性と実用性を備えた逸品です。

感想は

「#人生を100倍楽しむための新書」

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